英語が苦手な日本人の共通点

中高6年勉強したのに・・・いざ話そうと思っても、中々出てこない英語。外国人を目の前にして怖気づいてしまっていませんか?英語が苦手な日本人の共通点とは?



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英語が苦手な日本人の共通点

「受験英語」と「実践英語」は当然違う


自分がこれまで行ってきた英語の学習法を、もう一度考え直してみましょう。次のうち、どれが自分の学び方に当てはまりますか?


1つめ、単語集を頭から順番に覚えている。2つ目、日本語を見て英語に訳す練習をしている。3つ目、英語の新聞記事などを、辞書を引きながら一生懸命読んでいる。4つ目、一つの文を過去形で言ったり、未来形で言ったりしてみる。5つ目、聞いたことを一生懸命書き取っている。


受験勉強を一生懸命行ってきた人は、このうち1つか2つでも試してみた経験があるでしょう。これらの学習法は、次のような目標を持つ人には向いているかもしれません。受験で合格したい・英語の書類を読めるようになりたい・正確な英語を使いたい・英語でメールが書けるようになりたい。


残念ながら「英語をしゃべりたい」という人は、上に挙げたような学習だけでは十分ではないのです。英語を話すためには、もちろん自分の口で「しゃべる」練習をしなければなりません。


また、英語を話すときには相手がいるので、しゃべる練習だけでなく、相手が言ったことを聞いて、即座に反応する力も養わなければなりません。相手が言ったことを頭の中でいったん日本語に直して考えるのではなく、話を聞いて自分が思ったことをすぐに口に出す必要があるのです。


相手の表情やその場の状況なども考慮に入れつつ、ものごとを直観的に判断しなければなりません。例えば、英語が話せるようになるには、次のようなトレーニングをする必要があります。


「読む」「書く」だけでなく、「聞く」「話す」練習を行う・日本語に頼らず、英語を英語のままで理解する・ビデオや写真など、ビジュアルを活用して直観を養う・同じことを繰り返し練習し、記憶に定着させる。


これを読んで、「自分が行ってきた勉強方法とは違う……」「どうやって練習すればいいのかわからない……」と不安に思ってしまったかもしれません。確かに、学校で行う「勉強」とは大きく違うかもしれませんが、ちょっと考え方を変えれば誰にでもできるものです。


英語が苦手な日本人の共通点